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February 17, 2005

紅白FLASH合戦雑感など⑤

 うーむ、もう2ヶ月近く前のことを振り返るのもどうかと思うのですが、最後まで書いてしまわないとそれはそれで気持ちの悪いものなので…。

新・性機(11日目1回戦白)
 作者の新一郎さんは、昨年の糞紅白で一躍ブレイクした職人さんですね。今回の作品は、インタラクティブ性を盛り込んだ新しいタイプのMGとでもいうのでしょうか。ムービーをコントロールする楽しさもさることながら、キャラクターの滑らかな動きそのものが何とも心地よい。個人的にとてもツボにはまった作品です。

地下幻想奇譚 「座敷牢」(11日目2回戦白)
 ストーリーと絵柄が効果的に絡み合った作品。simsさんとAnalogさんによる悲劇の物語は、見る者を引き込んで止みません。公開当初、某所では怖さやおどろおどろしさを強調したコメントが散見されましたが、私は「救われなさ」こそがこの物語の中心テーマなのではないかと思いました。すべての事象が救われ難い負の連鎖となっていく様相は、決してわれわれの日常とかけ離れたものではないでしょう。

必殺!!チュウシングラ(11日目2回戦紅)
 so-shiさんによる忠臣蔵+必殺仕事人のパロディ作品。本編ではヒッキーが三味線糸で吊られるところが最高でしたw しかしこの作品、何よりもオマケのマツケンサンバが素晴らしい。むしろこちらこそ本編なんじゃないかと思ってしまうほど。

はじまりの人へ(11日目3回戦白)
 緻密に練られたことばとストーリー構成。ワシ@部屋長さんはいつも通りの武器を引っさげて登場しました。ご本人もblogで語っていらっしゃる通り、これは一種の「スパイラル」を楽しむ作品ですね。なので、「ひぐらし」と「season」を知らないと少々わかりづらいかもしれません。人との出会い、別れ、そして再出発といった人生の光と影を、静かにかみしめることができるような気がします。

ウシガエル(11日目6回戦白)
 何かもう普通の商業作品を見てるような気になってしまいました。つかはらさんが夜杜クロさんをキャラデザイナーとして迎えた渾身の一作。お得意のミリタリーテイストを生かしつつ、かわいいキャラクターのコミカルアクションがうまく表現されています。はじまりから終わりまで、ダレることなくとにかく楽しんで見ることができるでしょう。中盤以降の展開ではスター・ウォーズを意識したと思われる構図などもあり、S.W.好きの私としてはたまりませんでしたw 個人でここまでクオリティの高いアニメーションをつくれるとは、本当に脱帽というしかありません。


 …ということで、これで一応個人的な雑感を終えたいと思います。あくまでも独断と偏見にしたがってセレクトしたので、一般的な評価のしかたとは異なる部分も多々あるかと思いますが、その辺はご容赦ください。もちろん、ここであげなかった作品の中にも素晴らしいものはたくさんありますので、お時間があれば、ぜひご自分ですべての紅白作品をご覧になることをお勧めします。

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