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December 28, 2004

紅白FLASH合戦雑感など①

 昨日8日目までが終了した第3回紅白FLASH合戦。合間の時間にざっと見ているだけなんですが、とりあえず印象に残った作品などメモしておこうかと。

Human No Id ヒューマンノーアイディー(1日目2回戦紅)
 skybeeさんによるテキストを中心とした力作。この方には3D表現の探求者というイメージをもっていたのですが、私は今回の作品も好きです。自分の世界観を、借り物の言葉ではなくあくまでも自分の言葉で表そうとする姿勢が読みとれました。

プーキー(2日目6回戦白)
 TNTさんによる不思議系(?)のアニメ。よくマッチしたBGMも自作とのこと。個人的には、布団に寝ようとして落ちていくシーンと侍が林檎を切り刻むシーンがお気に入りです。「センスがある人」とはこういう方を指すのだろうなと思いました。

milestone(3日目2回戦白)
 さむら・if・不二雄さんによるアニメ作品。ストーリー展開とアングル構成がすばらしいと思いました。ストーリーをきちんとエンディングまで描き切っている作品は尊敬します。意外と難しいことだと思うので。

あと一週間で消えるとしたら(3日目5回戦白)
 以前ここで紹介した「情報弱者」の制作者、U-YAさんによる意欲作。回避不可能な大惨事をめぐって、日常世界が静かに、しかし確実に崩れていく様を緻密な背景描画とともに表しています。上映時間は多少長めですが、その長さを感じさせない、見る者を否応なしに引き込む力をもった作品になっています。

The_end_of_YEN(4日目3回戦紅)
 某所ではいろいろと批判も多いようですが、私はけっこう好きです、この作品のテイスト。貨幣経済がわれわれの「信頼」(というか「思いこみ」)で成り立っていることの「おかしさ」をうまく描いていると思います。もちろん厳密に考えればいろいろと穴はあるのでしょうが、こういう社会の基本構造をシニカルな視点からとらえるというスタンスには、非常に共感できるところがあります。惜しむらくは、テキストがもう少しゆっくり展開されるようにしてほしかったかな、と。

夜とQとリコ~ダ~と(5日目5回戦紅)
 むいむいさんによる、とても個性的な、それでいて広い層が楽しめるアニメーション作品。この方の色づかいとシェイプ、私は大好きです。「自分がつくるものはど-も楽しませることに欠けてるキライがあるようなのですが」とコメントされていましたが、そんなことはまったくなく、個性とエンターテインメントのバランスがとれた作品とはこういうもののことを指すのではないかと自分は思います。

サモンヒーロー(5日目5回戦白)
 もはや私が説明するまでもなく、各所で絶賛されているヨーロピアン・テイストの作品。カテゴライズするならMotion Graphicsになるんでしょうか。おもちゃ箱からいろんなものが飛び出してくるような雰囲気を感じました。映像もさることながら、私が一番気に入ったのはBGM。やっぱり選曲って重要なんだなぁとあらためて感じました。ともかく、普通に商業作品として流れてもおかしくない出来だと思います。

(②へ続く・・・・・・・・・書く暇と気力があれば_| ̄|○)

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